愛車プリ

sansinzamurai

2011年01月27日 21:31



製品リポートみたいのを読むのが好きで暇なときに(暇でないときも)よく読みます。本日ネタもないので楽器運搬車として見たプリウスをレポしてみました

前車(ワゴン)からの買い替えのとき、実車を見て普通に荷室に三線は積めるかなと細かく検討はしなかったのですが、実際に使ってみると三線ケースは縦に積んだときによくてギリギリで、ものによってバックドアの内側にぶつかって閉まらないものもありました。後部シートはスライドしないので、ハードケースなど高さのあるケースは横積みを基本に使うようになりました。
プリウスも横幅で3ナンバーの車なので、他に荷物がなければこれで問題ありません。
足りないときは後部シートを使います。


荷室はアンダートレイもあって収納に便利ですが、肝心の荷室の高さがあまりないので大きな荷物を積むとけっこう厳しいときもあります(写真のような使い方はしませんが)。
バックドアが高くまで開いて開放的なイメージですが、実際にドアを閉めて使える荷室の高さはそう高くありません。試してませんが、平太鼓をお座敷用の台に乗せた状態だと縦積みでは恐らく閉まらないでしょう。


プリウスが優れているのは分割可倒シートの使い勝手です。
後部シートのボタンをワンタッチで倒せます。
他にわずらわしい手間はありません。フルフラットになります。
前車はフルフラットには出来ましたがあれこれいくつものアクションが必要で、結局手放すまで一度もシートを倒して使うことがありませんでした。
使い勝手は重要です。
写真は88鍵盤のキーボードや三線ケース、マイクスタンドケースなどを余裕で積んでいるところ。
積み下ろし後はボタンを押して引き起こすだけで元に戻ります。
あと、プリウスに限らないですが、スマートキーは鍵を開ける手間がいらないので楽器を持ち運ぶ人にとってとても助かります。


この写真は前車の荷室(3ナンバー・ステーションワゴン)。
縦に三線ケースを積んで余裕があります。
ゲストを乗せて移動などという場合も安心感があります。
その点プリウスは一人での移動にはいいですが、ゲスト対応ではぎりぎり及第点といった感じがします(今のところはっきりとした苦情はありませんが)。
今年だったかアメリカでプリウスの拡大版が出るらしく興味深いところです。

ついでになりますが、プリウスの燃費。
秋から乗り始めてまだ半年になりませんけど、夏タイヤ時が平均でリッター22~23キロ、冬タイヤ時が20~21キロといったところです。
高速走行やアイドリングも含めての数字なのでまずまずかなといった感想です。
もともと燃費のいい車から乗り替えたかただとそれほどでもないかなと感じられる数字かもしれません。
よかったのはアイドリング時にバッテリーでエアコンなどの電装製品が長く使えるので、ガソリン消費が少なくて済むことです。車の中で楽器練習をする人には役立つシステムです。
また室内灯が明るいので譜面などを読むのにいいかもしれません。
なお、純正ナビのSDオーディオは規格がちょっと特殊でパナ(?)のソフトを購入しないと使えないのがちょっと残念なところです。

欲を言えば(言わなくても)荷室の長さがあと10センチと高さも10センチくらいあればといった感じです。
近い将来ハイブリッド車は三線をやる人にとって良き友人となりそうな、そんな予感をさせてくれます。

さて、ラジオ聴かなきゃ・・・

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