2008年01月15日
沖縄文庫・金城馨さんの講演

沖縄文庫の金城馨さんの講演に行ってきました。
イベントを通じて知り合ったかたから、今度こういうのがありますよということで。
沖縄文庫というのは聞いたことがあったものの、ほとんど予備知識もなく・・・
場所は、富山の東別院という大きなお寺で、子供の頃から前をよく通っていました。
街が変わりゆくなかでも、ここだけはずっと昔のままでなんだかほっとします。
お話は、大阪大正区に沖縄の人が移住することになった時代背景や過去から現在へと続いている差別の問題、ご自身が立ち上げから関わってこられたエイサー祭りのことなどとても考えさせられる内容でした。
エイサー祭りをやったことによって、同じ沖縄の人から辛いめにあったり、祭りが拡がることによって逆に目的が薄まっていくことなど自ら動いて来られたかたでなければ語れない貴重なお話でした。
移住して来た人たちが大正区の海辺や川岸の低い地域に住まなければならなかったことなども私は無知で、これまで全く知らなかったことでした。
多くの沖縄の芸能のかたたちがその北恩加島のクァングワァー(窪地)出身であるということでした。
現在、クァングワァーは、テニスパークとコーポになり残っていないということですが、これから大正区へ行くときは心していかなければいけないと思いました。
機会があれば沖縄文庫へも行ってみたいと思って帰ってきました。
Posted by sansinzamurai at 20:13│Comments(0)
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