2008年04月06日
チンドン・コンクール

快晴の下、県庁前公園でチンドン・コンクール本選トーナメントがありました。
見に行ったのは3年ぶり。前回見たときは審査員でまだ三線を弾き始める前のことだから、自分の見方も少し変わったかもしれません。
今年で54回目という伝統ある催しです。子供の頃は、面白いと思ったことはなかったけども、最近になって目覚めました!?
見せ方や技術の開発、さまざまな工夫、いろいろな人材の流入なんかがあるでしょうか。学ぶべきことは実に多いです。
昨年も一昨年も所用で見られなかったので今年こそはと行ってきました。
出場者の素晴らしい芸に魅了されるとともに勉強にもなってきました。
思ったのは、間の怖さ。
途中でネタ切れしてもテンポがいいと、けっこう審査員をごまかせるものだなぁと(笑)
このチームここは勝ち上がっても後がないぞと思うと、案の定ネタがなくて先で負けてしまう。普通のお客さんのほうが遠くから見てる分よく見渡せるものなのかもしれません。
控えのテントで、最後の30秒が長いんだよ~とおっしゃってました。
チンドンは、芸や口上はもちろんのこと、演奏のうまさ、躍動感、出演者のきれいさ、きたなさ、色気といったものまで無駄があってはいけません。 ←急にどうした
有機的に内容に織り込まれているのでなければ、演奏のうまさは嫌味となり、きれいさは芸を見せる妨げとなり、色気は無駄な要素となります。
メイクのうまさというのもかなり重要なポイントだと今回気づきました。
そして口上を述べる人の適度な色気も。大概は男の人なので、あまり色気があり過ぎても気持ちが悪いけど衆目を集める重要な要素ですね。
九州、大阪のチームは毎回レベルが高く、見ていて飽きません。
大阪のちんどん通信社は誰が見てもプロという見た目とうまさ。決勝ではなんと越中おわら節まで!?
今年はこのチームが優勝でした。7年ぶりの優勝とのこと。
なんとか優勝したいということで、ありうる出し物の可能性全てについて充分な準備をし本番に臨まれたとのこと。
仕込み命ですね。
見たいと思っていたアダチ宣伝社は今年は、本選1回戦で敗退。他のネタも見たかったところですが・・・カズミさんの美貌は相変わらず。ファンクラブがないのが不思議なくらいです。
カメラであれこれ撮りたかったけど、なぜか電源が入らない!?
電池を入れ忘れてました!(写真は携帯で撮った九州同士対決)
来年も見に行くぞ~

Posted by sansinzamurai at 20:16│Comments(2)
│日記
この記事へのコメント
なんか、気持ちわかるなぁ。
三線はじめて、NHKの歌舞伎とかのチャンネル観ちゃいますよ。
こないだは、仕事中なのに中華街の道で弾いてた、
三弦の演奏に聴き入ってしまいました。
演奏者が、ニヤッと笑って歯が無いのにビックリして我に返りました。
雅楽とかにも、最近心惹かれます。
やっぱり、日本人なんですね。
三線はじめて、NHKの歌舞伎とかのチャンネル観ちゃいますよ。
こないだは、仕事中なのに中華街の道で弾いてた、
三弦の演奏に聴き入ってしまいました。
演奏者が、ニヤッと笑って歯が無いのにビックリして我に返りました。
雅楽とかにも、最近心惹かれます。
やっぱり、日本人なんですね。
Posted by れいちぇる at 2008年04月07日 16:49
れいちぇるさん
なにかと芸の足しにならないものかと関連付けして見てしまいますよね^^;
特に弦楽器関係や伝統的なものは参考になりますね。
バンジョーで童謡弾いてるかた、音は小さいんだけどすごくお上手で聴きほれてしまいました。
街で三弦弾いてるなんて素敵な光景ですね☆
なにかと芸の足しにならないものかと関連付けして見てしまいますよね^^;
特に弦楽器関係や伝統的なものは参考になりますね。
バンジョーで童謡弾いてるかた、音は小さいんだけどすごくお上手で聴きほれてしまいました。
街で三弦弾いてるなんて素敵な光景ですね☆
Posted by sansinzamurai at 2008年04月07日 19:26