2008年09月14日

蝶々~♪

蝶々~♪

虫嫌いのかた、ちょっとリアルな蝶ですみません。

ここのところの懸案事項のひとつが、秋の催しのワークショップでやる課題曲です。
全く初めてのかたに弾いてもらう。何度も体験してきたことですが、お互いにいまひとつ盛り上がらない場合もあり、何の曲をどうやるかは重要ですね。
月並みには「チューリップ」あたりだけど、このあたりの曲でも三線を触ったことのないかたの場合は大変なことがあります。
しかも弾いても聴いてもあまり楽しいって感じじゃありませんタラ~

「チューリップ」に替わる名曲、何かないかなぁ・・・と簡単そうな曲を片っ端から弾いてみますが、三線で実際に弾いてみると、弦から絃への指の動きを素早くやらないといけなかったり、タイミングが取りづらいものだったりとなかなか見つかりません。

ぼんやり弾いていたとき、ん?これだびっくり!
というのがありました。
見つかりました。見つかりましたピース
「発表!!」 ←こんなとこで発表してどうする
それは「キラキラ 蝶々キラキラ 」です。

なんじゃそりゃと思われるかもしれませんが、お試しください。
いや、私たちがやるので試さないでください。
弾く弦は2本だけ、指で押さえる場所はわずか3ヶ所。5種類の音だけで演奏が出来ます。
「チューリップ」よりもたくさん弾くので一見難しそうなところがいいです。
こんな難しげなことやってるんだから出来なくたって仕方がないじゃないかって、出来ない人の救いにもなるかもしれませんしね。

歴史的にみてもこの選択はある意味とても正しいものがあります。 ←力説するな
日本が欧化政策に走っていた明治初期。
国文学者を西洋に派遣して導入した最初の曲が「蝶々」で、一説にはもとはフランスまたはドイツあるいはスペインあたりの民謡と言われています(なんて適当な説なんだ)。
洋の東西を問わずとても馴染みやすい曲なんですね。
「蝶々~♪ふんふんふん♪」


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Posted by sansinzamurai at 19:30│Comments(2)日記
この記事へのコメント
なるほど!
ちょうちょですか!
確かに押さえる場所は少ないしいいですね!

けっこう習いに来られる方のなかには
「早速島唄の三線が弾きたいんです。」
っていう方とかもおられますよね。

そういう部分をクリアしつつ
三線の良さや仕組みを理解してもらう・・・。

大変でしょうけど、sansinzamuraiさんの熱意と真面目さが
あればきっと大丈夫です!!

頑張ってくださいね~~~!!!
Posted by ちゃくら at 2008年09月15日 08:35
ちゃくらさん

押さえる場所は中絃だけなので、けっこうお薦めの曲です。

確かにいきなりから難しい曲弾きたいかたいらっしゃいますね。
一方で、そんなのできないと引き気味のかたも・・・

そっか・・・時間は短くても弾くことばかりに熱中してたらいけませんね。
三線の良さや仕組み、重要ですね。

ありがとうございます!
Posted by sansinzamurai at 2008年09月15日 21:49
 
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