2009年04月09日
隠蔽? → パック饅

食べた跡を隠蔽しようとしてますができてませんね・・
市民大学で続けている三線講座が来月で早くも一年になります。
講座費用は全て受講されるかたになんらかの形で還元しているので手元に残るものはなく、こんな値段でいいんですかと言われますが、こちらからしたらただでもありがたい経験をさせてもらっています。
説明しにくいことを説明するということにもかなり慣れてきました。
半分の人がまがりなりに唄三線できるようになりましたが、だんだん個人差が開いてきて、どうまとめるかあるいはまとめないかが二年目に向けてのテーマです。
優秀なものを選抜して作り出すのではなく、出来る限り脱落者のないようにやっていきたいというのがここの最初からの趣旨でもあります。
二十代の初めの頃、自分が所属していたスポーツジムは競争社会の典型のような場所でした。
毎月新しい人が100人前後も入ってきて、その月のうちにほとんどの人が挫折したり諦めたりしてやめていく。
三ヶ月も経てば入ったうち残っているのは0~1人みたいな場所です。
トレーナーは入ってくるものには基本の型だけは教えるけどもそれ以外はほとんど面倒はみない。
やめていくとわかっているものには声もかけないというスタンス。
この人間は、一応、やっていく気持ちがあるようだということの通じるある種の信頼関係が出来てからようやく選手とトレーナーの関係が始まります。
と書いてくると才能のあるものの選抜システムで、才能のあるものから順番に残りそうな感じがしそうですが、そんなことはなく、抜けた才能の持ち主は別として、こんな人がと思うような取り立てて何もないような人が選手生活を全うしたりします。
もちろん世界のトップまでいくには才能は不可欠ですが、一般的なレベルでは競争の中で残っていく(あるいは、残っている)のは強い気持ちの持ち主という世界でした。
過酷な競争社会も、あまり競争には縁のないこちらの三線講座も気持ちの大切さという部分だけは共通でしょうか。
今日は温かいを通り越してちょっと暑いくらいの日でした

スポーツするには絶好の日和、ダイエットしなきゃ・・・と思いつつまた甘いものを食べてます

Posted by sansinzamurai at 19:21│Comments(0)
│日記