2009年07月12日
湛水流

最近、手が伝わるという表現にちょっと惹かれます。
昔は今のように録音も録画もないから、優れた演奏者が現れても死んでしまえばそれまでで消え去るのみ。
なんとか伝えたいと思った人の思いが、手が伝わるということなのでしょうか。
湛水流は、ものの本によれば17世紀、当時衰退していた三弦の文化を再興した湛水親方に源を発した流派で、
弟子にも優秀なものが出たが工工四の登場以後衰退し、明治の初めには伝承者はわずか一人になっていたとか。
その時代に松村真信、山内盛熹が出、王の命を受け湛水流工工四を編纂。名護の伝承者の記憶していた昔節五曲と端節二曲のみが現在に伝わっている。
盛熹はさらに孫の山内盛彬に伝承し現在の湛水流へと繋がっている。
湛水流の工工四には三打音、二打音、一分掻音、などの他の流派にない奏法があり目を惹きます。

昨日は地元テレビ局へ。
いろいろな情報が氾濫するなかでテレビは情報の中心商店街みたいなところがあると思います。
「テレビは情報の中心商店街」って昨日自分で思いついて表現が気に入りました。
検索しても誰も使ってないようなので、流行らせてください(笑)
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13日(月)昼1時5分~1時55分
「NHKスタジオパーク」
ゲスト 夏川りみ
http://www.nhk.or.jp/park/index.html
Posted by sansinzamurai at 21:16│Comments(0)
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