2013年01月04日

再びテレビっ子

年始からの降り積もった雪で、いつも練習してる場所があちこち使えません三線
車が白いので雪と一緒に除雪されないように気をつけませんとね(雪と一緒に車が運ばれるのはこちらではあることなんです)。

年末年始に録りためておいたVを一気に見ましたクマノミ
音楽もののドキュメンタリーみたいのが好きなんですが、仮に無編集でも楽しめる自信があります。
画面の中にチラッと映り込む備品だったり、貼りものだったり、ケータリングだったり、折り畳みイスの位置すらにもストーリーを見出して、これは誰がいつどういうことで置かせたり移動させたりしたものかねぇとか考えているだけでも面白いです。
この辺はちょっと見えるようになってきたねとか、もっと物事が見えるようになれよとか自分によびかけながら見ています。

見た中で特筆はBSで二回シリーズ+ライブで特番が組まれた「いきものがかり ドキュメント」
「いきものがかり」、吉岡聖恵・水野良樹・山下穂尊の3人のグループ。
番組は2年ぶりの全国ツアーに帯同した取材。
ボーカルの吉岡さんは自分が一番後ろの端っこだったらどうなんだろうということで会場を歩く、実は私も人をよぶ立場のときはやってることなんですけど、まさかミリオンヒットを飛ばすユニットのボーカル自らがそんなことまでしているとはと新鮮に感じるとともに驚く。
「風が吹いている」作曲の水野さん自身歌唱のデモテープを始めて全員で聴くシーン、完成後の吉岡さんの歌い方とはかなり違う。
吉岡さんも当初は完成型よりもあっさりした歌い方で、試行錯誤の中であの歌い方に落ち着いていく。
CDリリースは関係者たちも含めた共同作業で、水野さんの思惑通りにことが運ばないことも多く、タイトルも作曲者は「風が吹いている」ではないほうの押しだったけども、メンバーの山下さんの言葉もあり、「風が吹いている」に決定された。
物を作っていく過程がいろいろ頷けたり、そうなるよねぇとか見ていて共感できる点が多い。
吉岡さんの歌い方は母音を念押しするような歌い方で、ちょっと沖縄民謡の歌い方にも似てるねとずっと思って聴いていたんですけど、作曲者は当初もっとテンポをゆっくりでやりたいという意向があり、ボーカルの吉岡さんの歌い方によってこのあたりが緩和されているように思われる。
テンポが90か88.87かで討論になる程のきめの細かさで、作曲者の水野さんは早いと感じる。このあたり、沖縄の曲を内地の人が唄うと早く感じられるのにちょっと似てる気もして…あの歌い方があって完成なんだろうなと傍目にそう思う。
見ていて登場人物は、みんなこの若さでよくここまでいってるねぇと感心することの多い番組でした。大勢のかたに見ていただけるように地上波でもやってほしい。

これを書いているとき、テレビの左画面は「ハウルの動く城」、右画面はビデオが入っていて、あまり真面目に見てるわけでもないんですが、子供向けのものって見たい子供にはみんなに見せてあげたいなって、世の中経済で動いてるしなかなかいいシステムってないと思うけど、ふとそんなことをぼんやり思い出しながら書いていました。今日はそんな気分でしたうさぎ


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Posted by sansinzamurai at 22:56│Comments(0)日記
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