2011年09月12日
音の箱

写真は、最近試しているJBLの515スピーカー。
大きさは写真だとわかりにくいですが、プリウスの荷台部分に縦に入れてぴったりの大きさです。
近くでみるとけっこう大きいですが、重さはたったの約15キログラム。
15インチスピーカーとアンプが入ってこの軽さは驚異的です。木枠のスピーカーなんかだとアンプなしでも30キロぐらいありますから男性でも一人でスタンドに立てたりするのは大変です。
この上部の取っ手がとってもありがたいです。軽さを一度知ってしまうと元には戻りたくないようなところがあります。
と、持ち運びについてはとってもいいスピーカー。で、肝心の音はとなるとこれがなかなか・・・
このスピーカーのレビューがあまり見つからない理由がなんとなくわかります。
なんともつかみどころのないというか、15インチでもっと鳴るんでないかいと思わせる風貌ながらいまひとつ能力を発揮させられない感じ

エイジングが進めば変わる可能性もあるけど、未完の大器で終わってしまう雰囲気もなきにしもあらず的な・・・
あまりこれはこんな特徴だと決めつけにくい、何に向いてるかもわかりにくい、レビューが書きにくいみたいなところがあります。
この日はエイサー練習で使ってみました。大きな音が出せる空間があるってとてもありがたいです。メンバーのかたからありがたがられたりもしますが、こちらこそ機会をありがとうなのです。普通ならあまりの爆音に怒られちゃいますから

この日設定したテーマ、ミキサーなしで簡易PAとしての使用をしてみました。もしもミキサーを使わずにすめばセットアップも15分くらいですませられます。音響専従の手伝いででもない限り、セッティングに1時間もかかったのでは非現実的です。音楽イベントに対応できるようにSA用スピーカー、転がし、サイドの返しスピーカー、ミキサーなんかを持っていても、現実に全部をセットして音の調整やリハーサルまでこなしてなんていうのは、主催イベントでもない限り出演側にあってはそうそう出来ません。流れのなかでどこを妥協するか、特殊状況の中で冷静に頭が使えるかといったあたりの判断が毎回必要になります。
さて音源を直接つないでは音量的にはまずまず出ましたが、PAスピーカーらしい鋭い音です。マイクを直接つないでみたところ思ったほどは音量があがらない。エレキ三線もつないでみたけども。。。緊急時はこのスピーカーだけでもPAとして使えるけど、能力を発揮させるにはやはりミキサーをつないで調整してこそという感じがしました

(この記事を書いた時点での感想です。使っているうちに評価変わるかもしれません。念のため)
肝心のエイサーの練習のほうは、この日はMさんに教えてもらいました。
Mさんは若くして議員をされているかたで、言いにくいことをはっきり言うかたです。地方で面白いことをやっているところは地方の中でもさらに地方都市だったりするのであちこち行きますけど、地方へ行くほどにものをはっきり言う人が少なくなる傾向があるように思います。Mさんは期待の星でしょう

物事を分析的にとらえるのが上手な教え方だと思いました

おかげさまで、固み節はなんとか固まってきました

Mさんから○○さんがブログを毎日読んでるので何か書いといて下さいと教えてもらいました。お気楽ブログで大して中身もないことが多くてご迷惑おかけしています。見ていただけるなんてありがとうございます

大きな公演に向けて全体の練習にも熱が入ってきています。新しい方も入られ、ますます活気が出そうな会です。
その敦賀のエイサー練習の前には地元の三線の会でした

この日は新しいかたがいらっしゃいました。
今日は新しいかたが来るんじゃないかと強い予感がしていたけど、準備してる時間がなくてそんなときほど不思議なことに訪問があるものですよね。
沖縄と東京で少し習っていたことのあるというMさん(こちらもMさんだ!)。
ちょっと聴いて、うわぁうまくなりそうな人だという印象。誰かに声質や唄の雰囲気が似てる。
そのときは気づかなかったけど後になって村吉茜さんにすごく唄の雰囲気が似てると思いました。沖縄出身のかたではないということなので逆にすごい。
三線はある程度弾けるようになる人は一定以上の確率で必ず生まれるけど、味が出せて唄える人はそうそう出現しない。本当はみんな潜在能力はあるんだけどなかなか表には出てこない。いいものを持っている人だなと思いました。
富山県内の教室のことを訊かれたけど、残念ながら県内には彼女の能力を充分に引き出していけるようなかたはなかなかいないのではないか、近くの教室を訪ねてみられるということでした。会にも参加してもらいたいけど強くは言えませんでした。
Posted by sansinzamurai at 08:08│Comments(0)
│エイサー
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