2012年03月13日
ひねり

最近ようやく学習したのが、体重のあるときはうかつに体を無理にひねってはいけないということ。踊りではなく日常生活のなかでのことなんですけど。
以前からよくやってしまうのが、車の後部座席にあるものを取ろうとするときに無理して「アイタタタ」みたいな。。
スリムな時代は、ちょっと痛い程度ですんでいたのが、ここのところはTKO負けでも喫するくらいに苦悶の表情を浮かべていたりします

以前はそれ以外に狭いところに落ち込んだものを取るときくらいなものでしたけど、最近は振り返るような動きをするだけでそんなことになることも・・・
実際痛いだけでなく、捻転骨折(骨が過剰な捻転力を受けたことによる骨折)というものがあります。
捻転力。基本がばかヂカラ体質なので、自分の筋力で自分を傷めてしまいます。もう限度、ダイエットしなきゃ

マイク・タイソンが来日した頃、練習を見にいったことがあります

もちろん公開練習以外の普段の練習は秘密練習で普通に見ることは出来ないんですが、音でわかりますね。
さすが人類の歴史に残るといっても過言ではない肉体そして反射神経。自分が普段見ることの出来る軽量級の世界ランカーたちにに比べても同じスポーツと思えないくらいの全体スピードとオリジナルな動き。
そして絶対に真似できないのがあの捻転力を使った強烈なフック。
トレーナーによっては体の軸の動きと同じような動きでフックを打たせようとするけど、スリムな人は自然発生する捻転力が小さいからストレートパンチを二つ組み合わせたようなフックにしたほうがパンチのキレも死なないし破壊力があるのです。だから普通の体型の人はあれを真似してもパンチ力は生まれない。
捻転からマイク・タイソンに飛びました

エイサーの動きで苦手なのが、インサイドアウトの動き。
太鼓を打つ以外のどの動きもほとんどこれなので、逃れることが出来ません。
これって空手にも似てますね。体の内側から外に向けて動いてぴたっと止める。
同じ打撃系の格闘技でもボクシングとは真逆の発想です。
ボクシングは体のキレを殺さないためにアウトで終わることはありません。
インサイド→アウト→インでひとつの動きというかサイクルです。
なぜそうするかというとキレというのは、加速度みたいなものでアウトで終わったらそこでスピードがゼロになっちゃうじゃないかというのがボクシングの発想。だからムチのように体をしならせて使って先端速度を増すことに腐心をします。
運動エネルギーとは質量×速度の二乗÷2
何万トンの重さがあってもスピードがゼロなら力はゼロです。
防御の面からはカウンター攻撃を受けないためにさっと戻すという面もあります。
空手なんかはどうしてあれで、硬い物を破壊したり出来るのか、東洋の神秘という感じがします。
ここのところようやくちょっとましになりつつあるかなと、しかし相変わらずいい感じに止めることが出来ません。
体のどこかで拒否してる部分があるのかもしれません。
がんばって上書きしていきます


Posted by sansinzamurai at 23:58│Comments(0)
│エイサー
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