2007年03月01日

工工四(クンクンシー)

工工四(クンクンシー)工工四、はじめはこれを何と読むのかもわかりませんでした。お世話になっています。
沖縄三線の楽譜は、独特の工工四(クンクンシー)とよばれるものですが、18世紀(中国が明王朝の時代)に屋嘉比朝寄(やかび ちょうき)が中国の楽譜を参考に譜面を作り、出だしが「工工四」だったため、工工四とよばれるようになったと言われています。
当初は三線の勘所だけだったのが、昭和になって声楽譜が開発され現在の形になったようです。
民謡では、滝原康盛著の『正調琉球民謡工工四(琉球音楽楽譜研究所)』全12巻が著名で、地元の同好会ではそのコピーをとって練習に使っています。
個人でこのセットを持ちたいと思っているかたも多いと思いますが、値段と大きさがネックですねガ-ン
最初は工工四の通りに弾くので精一杯だったのが、慣れてくるにつれ物足りなくなってアレンジを加えたくなります。ひとりで弾くときは合わせる必要がないので譜面なしで弾くことも多いです。
出版されているもののなかでは、BEGINの『昔かいしゃ 今かいしゃ』、『恋の島 鳩間島』なんかの工工四がお気に入りです。


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Posted by sansinzamurai at 00:04│Comments(2)三線(過去)
この記事へのコメント
はじめまして。 ちゃくらと申します。

私も四国の高知から、三線習いに大阪へ通っています。

それにしても、16時間!すごいですね!

最近、ちょっとくじけそうになってたんで、「頑張らなくては!」

と、自分に気合を入れながら、拝見させていただいました。

私は高知で沖縄バンドなどもやっています。

良かったらHPの方にも遊びにきてくださいませ。

三線修行日記のブログも書いていますので・・・。


これからも楽しく拝見させていただきます。

よろしくお願いします。
Posted by ちゃくら at 2007年03月01日 10:01
ちゃくらさん

初コメントありがとうございます!
遠方からようこそ。
高知から大阪も相当遠いですね!
バンドのほうもいつか拝見したいな。
なぜか古典をやることになりました(^_^;)
ちゃくらさんのブログを読んで私もがんばります。
長く続けていければと思います。
これからもよろしくお願いします☆
Posted by sansinzamurai at 2007年03月01日 22:53
 
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