2009年10月25日
奥能登でのライブ(1)

神谷千尋さんのライブがあると聞き、能登の海辺のまち穴水のラベンダーホールまで行ってきました

ここには何年か前にもライブを見に来たことがあります。
前に来たの何時だっけかなと調べてみると、2004年6月に夏川りみ・古謝美佐子ジョイントコンサートで来てました。
5年ぶりです。最初に来たときは、もしかするともう一生このあたりには来ないかもと思っていましたら、2007年3月に能登半島地震があり、災害ボランティアでこの辺りを通りかかりました。
そしてそれから二年半後。
「Live!里山里海」
と題した地域振興イベント。
前半が研究者や高校生や実業家による研究発表。後半がライブでした。
三線・ピアニカ・唄 神谷千尋さん。ギターサポートに知名勝さん。
穴水は関西や中京方面からみて奥まった場所なだけに、夏川・古謝コンサートのときでさえも追っかけらしい人は見かけなかったのを思い出します。どんなライブになるかな、お客さんの反応はどうかなと思って見ていたのですが、会場から自然に手拍子が起き、大きな拍手で盛り上がりをみせました。終盤にはスクリーンが降りてきて、背景のスクリーンに海や田園風景の前での千尋さんの写真が映し出されました。風景はご当地の穴水でしょうか。だとするとこのイベントのためにロケまで?
最後にはアンコールの拍手が。
引き続いてのフィナーレでは、地元高校生たちを舞台に呼び寄せて一緒に合唱、さらにみんなで「唐船ドーイ」でカチャーシまで。
いつどんなリハーサルをやったんでしょうね。ほんと素晴らしい。
コンサート部分の仕切りは全て千尋さんがやっていて、イベントテーマについての自分の思いを語ったり、主催者が言いたいであろうことを代弁したり、観客や高校生たちを動かしたりの司会進行役までも見事に務めたり、まだ二十代というのに大したものです。
こういうイベントはやってみたいと思っても、内部から横槍が入ったり、先方に企画を受け入れてもらえなかったり、予算の限界があったりでなかなか出来るものではありません。主催者のかたの見えない尽力と、神谷千尋さんの持っている人間力や頭の良さや事務所の対応力で実現できているのかなぁと思います。
最後の曲は名曲「空よ海よ花よ太陽よ」およそ1時間20分のライブでした

ライブ後、サイン会があり新譜の『チェーリング』(DVD付き)を買ってサインをいただきました。
そしてミーハーにも写メを撮らせてくださいとお願いして、携帯で写真を撮らせていただいてきました


Posted by sansinzamurai at 03:02│Comments(0)
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