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Posted by TI-DA at

2008年08月31日

今月の大阪教室 立体と平面



天候不順で辿り付けるかどうか・・・という心配は杞憂に終わり、福井~滋賀でやや強い雨に降られたくらいで何事もなく行ってまいりました。

今月の教室も先月に続き新しいかたが何人かお見えになられましたよ。
先月は「指先運動」の途中で指がしびれてバチを落とすという不覚をとってしまったので、指先運動をたっぷり練習していってました。
時間は短めでしたが充実した「指先運動」の時間。
そして、やはりたっぷり練習していったつもりの「はんたん山」。しかし、途中でやはり歌詞を忘れてしまいましたびっくり!
まだまだこれからといったところです。

先生の音源やときには動画で練習してまねていますが、実際に稽古に行くとちっともまねできていないことにいつも気づかされます。
なんとなく立体と平面の関係に似ていると思いました。
先生の現実の演奏は立体で、私というカメラがそれを平面でとらえて、再び立体に復元しようとする。
ところが私には一面しか見る能力しかないため、ちゃんと立体に復元できないのです。
一面もたくさん集まればいつか立体になるでしょうか?

・・・・・・おいおいがんばっていきますおすまし(つづく・・・?)

今日は蝉の声は聞こえずコオロギが鳴いています。
なんだか秋めいてきましただんご








  


Posted by sansinzamurai at 19:50Comments(2)よなは徹三線教室

2008年08月30日

今月の三線教室新聞



   なんとか完成で~すびっくり!!
   途中のコンビニでコピーしていきます。

   いつもの号に比べて写真が多い(笑)
   締め切り間際にこんな情報を入手し、即掲載しました。

   2008年9月24日沖縄限定発売

   Roots ~琉球祝歌
   BEST OF OKINAWAN TRADITIONAL SONGS

   沖縄三線界のプリンス「よなは徹」が贈る、究極の琉球舞踊曲集

   1.かきやで風節
   2.御縁節
   3.揚作田節
   4.上り口説
   5.四季口説
   6.若衆揚口説
   7.加那ヨー~天川
   8.取納奉行
   9.かせかけ
   10.鳩間節
   11.ハリクヤマク

   商品番号<MUSISM-002>
   定価\3,000(税込)

   それでは~~ダッシュ
  


Posted by sansinzamurai at 03:45Comments(3)よなは徹三線教室

2008年08月29日

晴れてきた



ぐずついた天気が続いてますが、西の空が晴れてきました。
でも明日の大阪行きは、天気予報によれば途中降られる感じ。帰りは晴れるでしょうか。

目下パソコンの前で作業中です・・・まだ今月の教室新聞もアップできません汗
一応、外でやる用事は大体済ませたので後は新聞がテーマ。

ところで、爪が伸びすぎてきたので処理しませんと・・・伸びすぎると先が丸まって弾きにくくなってきます。
先日やっていたNHKの番組によれば、爪が丸まるのは、圧力がかからないためだと。
そういえば、左手の人差し指や中指なんかの勘所を強く押さえる指の爪は、上が平になっています。
それに対して右手の同じ指はちょっと丸くなっています。

三線も10分ほど弾いたけど、今日はもうこれ以上練習は無理かな。。
さて、それではまた後でおすまし  


Posted by sansinzamurai at 19:17Comments(0)日記

2008年08月28日

最近感動したテレビ



引っ張ると封が開くようになっているストロー。
急ぐのになかなか開かないパッケージの商品ってありますけど、これはその対極です。シンプルだけどアイデアだなぁと改めて感心キラキラ 

NHKでやっていた『にっぽん熱中クラブ』
今回は九州女子高の「津軽三味線部」の特集。
三味線の先生はおらず、自分たちだけでの練習、情報に乏しい九州での活動を続ける。
毎日放課後の2時間が練習時間で、2年間で20曲を弾けるようになって卒業していくという。
習得方法は津軽三味線本来の伝承の形で譜面は使わず、CDやカセットテープで耳で聴いて20曲を覚えるのだという。
これまで本場青森での全国大会にも5回出場。
しかし壁は厚く、これまでに入賞歴は一度もなし。
なにしろ過去の優勝者には上妻宏光や吉田兄弟もいるという大きな大会。
1200キロの旅の末、今年度も大会に参戦。
「これまで先輩が作ってきたものに感謝してがんばっておいで」と部員のお父さん。
大会前日には、本場の演奏を聴かせようとお店に連れていってもらった部員たち。本場の演奏後自分たちの演奏も聴いてもらう。
しかし驚愕の表情を浮かべたのは彼女たちではなく本場の人たちだった。
2年でここまで行くんだと驚きを隠せない。
本番前の緊張の時間、地元に残ったメンバーからの応援メッセージを読む部員たち。
いよいよ本番へ。だが個人戦では全て敗戦。厳しい結果だった。部員たちの葛藤と涙、団結。
残すは団体戦のみ、そして待っていた驚くべき結果・・・

いいなぁ・・・
どうしても三線と比べて見てしまいました。
三線に比べると左手の指の弾きで音を出していく奏法が違いますね。
三線でも多少は弾くけども音の出方がまるで違います。
でも津軽三味線もおもしろそう。  


Posted by sansinzamurai at 19:43Comments(0)日記

2008年08月27日

届け物



何かが到着? お中元?
違った。先日、楽天の期間限定ポイント(笑)の期限が来ていたため、そのポイントで購入した三線立てが届いたのでした。
同じタイプは三本目。
古謝さんのコンサートでも使われているタイプです。
金属の三線立ても使っていますが、三線に触れるゴムの部分が暑さで溶けて三線の棹に付着してしまったことがあって、それ以来木のものをメインで使うようになりました
安くても木の質感が三線には合っているような気がするのです。
コンサートなんかにいって、ギター立てに三線が立てかけられていたりすると、三線という楽器の地位が与えられていないような気がしてちょっと悲しくなりますタラ~
でも、この木のスタンド、もともとは三線用でなくてウクレレ用に作られたものみたいなんですけどね(笑)
微妙にもう少し大きいとデザイン的にもっとしっくりくるかもしれませんが、実用的にはこれで問題ありません。
次にポイントが貯まったらまた増やしましょう(笑)




  


Posted by sansinzamurai at 19:30Comments(4)日記

2008年08月26日

再び開花



夏の一番暑い盛りも過ぎて、ハイビスカスが再び花をつけました。
今朝方は、デリケートなクレープのような雰囲気のつぼみをつけていましたのがきれいに開きました。
地上から木の天辺までの高さは175cmくらいはありそうです。まだまだ大きくなりそう黄ハイビスカス

今日あたりが夏の疲れのピークといった感じで、日中バテバテておりました。
なんとか練習室に行く元気は残っていそう。
まだちゃんとできませんが、2日程前から「揚作田節」を始めました。
そして週末の教室に向けて課題曲を回す回すでありましょう。

ふと思いつきましたが、ハイビスカスの開花と三線の鳴りはなにか関係あるでしょうか?
鳴りというものを定量化する術を知らないので、証明のしようがありませんが、あったらおもしろいですなぁおすまし
ちなみに昨夜とその前日は△△、その前の日とさらに前の日は××でした。
さて今日は?
  


Posted by sansinzamurai at 19:21Comments(0)日記

2008年08月25日

三線の皺

三線のメンテナンスは毎日弾くこととよく言われます。
本皮の三線を弾くようになってから、このことを感覚として自分の中に持つことができるようになりました。

買った当初は、蛇皮の表面は一見した感じツルッピカピカとして見えます。
それがちょっと弾いただけで皺(しわ)が入り、弾きこむにつれ細かい皺がどんどん増えていきます。
皮の表面が伸縮して振動して音を鳴らしているらしいことがわかります。
弾かれない三線は皮の伸縮がないから、乾燥して皮がはったときに切れはさみやすいのかもしれません。
三線もトレーニングなんですね!?

人間だったら皺ができるのはあまり歓迎されないけど、三線の皺は弾きこまれてる感じがして味があります。
いい三線を持ってもすぐには上達はしないけど、三線が見識を持たせてくれるということはあるのではないかそんなことを感じるこの頃です三線  


Posted by sansinzamurai at 20:15Comments(2)日記

2008年08月24日

北谷オリンピック



ここ二日ほどバテていました曇り
そんなときでも三線は弾いていて、ようやく黒木の三線が片鱗を見せ始めました。でもまだまだこれからといったところでしょうか三線

ヒトに「北京オリンピック」とメールしたつもりで「北谷オリンピック」と送って笑われた。
でも、あっていいですよね。沖縄オリンピック。
紅白に裏歌謡番組があるように裏オリンピックがあってもいいかも。男子シンクロとか、男子ソフト、ポーリング、珠算とか椀こそばとか・・・
オリンピック競技で好きなのは子供の頃から100m走。この競技は国の境界の関係なく見られるのがいいです。ルールと絶対値という基準がしっかりしてるからかも。もしも100m走がまともに開催できなくなったとき、人類はちょっとやばくなっているかもしれません。
北京オリンピックも今日で終了ですね。義務や責任にしばられている競技者は少しかわいそうなところもあったけど、別の面では誰かのためにがんばる人の姿はいいものだなとも思いました。

写真は息継ぎ道路から見えた空。
よく見ると雲が一定の高さでセパレートしていて、明るさが漏れています。
ちょっと雨に打たれてしゃきっとしましたおすまし  


Posted by sansinzamurai at 20:19Comments(0)日記

2008年08月22日

「童神」カバー

オペラ歌手、中島啓江(なかじま けいこ).さん。実は「けいこ」と読むのだということを最近まで知りませんでした。失礼しました。
ご出身は鹿児島だそうですが、母方の先祖が沖縄出身だそうで祖母さんが弾く三線を聴いて育たれたのだとか。
後世に「伝えたい」シリーズCDの第3弾として、コンサートで10年来唄われて来たという「童神」をカバーしたアルバムが今月発売になりました。中島さんは57年生まれだそうだから古謝さんともほぼ同世代ですね。
販売元のピュアハーツに注文すると先着でCDにサインがいただけるんだそうです。

おそらく誰も把握している人がいないのではないかと思われる「童神」をカバーしてる人の数。
一度研究してみようと思っているのですが、なかなか・・・汗

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以下、知り合いのかたからご案内があったので、一応載せておきます。
楽しそうな催しですねピース

「琉球男祭り」
日時:2008年 8月23日(土)
開場 12:30 開演 13:00
場所:京都市円山公園音楽堂
入場料:前売り\2,500- 当日\3,000- 中高生\1,000- 小学生以下無料
(出演者)
南ぬ風人まーちゃんバンド
よなは徹
NOSE WATERS
池田卓
下地健作
大泊一樹
京都琉球ゆう遊会
風人ブドゥリ太鼓
  


Posted by sansinzamurai at 19:30Comments(0)日記

2008年08月21日

越中おわら節

日本ビクターから8月20日若林美智子さんのサードアルバムが発売になりました。

今日、若林さんから別の件でお電話いただいて、あっ昨日が発売日だったと思い出しましたびっくり!
風の盆は「越中おわら節」だけを三日三晩唄い演奏し踊る富山の秋の風物詩です。
おわらも、もとから今の形だったわけではなく後世の人によって手が加えられてきました。今の歌詞が作られ定着したのはそう古いことではないようで、かつてはいろいろな歌詞のおわらがあったようです。
若林さんの新作おわらも楽しみよつば

富山の方しかご覧になれないかもしれませんが、明日の北日本新聞にCD発売関連の記事が載るそうです。
今年もおわらのシーズンが近づいてきました、なんとか弾いてみたいので今年は三味線のかたにも注目して見てこようかと思ってますピース
9月の古謝さんとのライブも楽しみにしてますと若林さん。
ジョイントライブも待ち遠しいです。でも、全部終わると寂しくなるかなぁ。

『越中おわら節 』

収録曲
01 越中おわら節[胡弓独奏]
02 越中おわら節(八尾・おわらを唄う)
03 越中おわら節(恋を唄う)
04 越中おわら節(八尾四季を唄う)
05 越中おわら節(雪・月・花を唄う)
06 越中おわら節(酒を唄う)
07 越中おわら節[三味線と胡弓の二重奏]

2008.08.20発売
アルバム / VICC-60661 \2,500(税込) / \2,381(税抜)

ビクター
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A018173/VICC-60661.html  


Posted by sansinzamurai at 20:04Comments(2)日記

2008年08月20日

はんたん山練習記



さて、このところの練習状況は新曲に挑む気力に欠けていまして、課題曲の練習に埋没しております。
前回教室が7月19日なので、「はんたん山の枯り赤木」第1回から1ヵ月。
最初から通してできたわけじゃないので、この間の練習回数は200回程になるでしょうか。
そろそろ歌詞を間違えなくなってもよさそうな頃ですが、まだ度忘れします(笑)

ここまでの経過は、こんな感じできています。
第一段階・・・音源を聴き(譜面も可)一番を通してできるようになる。
        課題)低い場所で息が続かなくなる。
        克服)呼吸法の練習で解決
第二段階・・・音源を聴き(譜面も可)全体を通してできるようになる。
        課題)三線と唄で高さの違う場所を唄の高さで弾いてしまう。
        克服)回数を重ねることで慣れました。
第三段階・・・音源を聴きつつ歌詞のみを見て全体を通せるようになる
        課題)歌詞を間違える。集中力が途中で切れる。
第四段階・・・何も見ない聴かないで正しく唄い弾く。
        課題)歌詞を間違える、忘れる。集中力が途中で切れる。

先生の音源では約7分強の演奏になります。長い曲で、集中力が途中でふっと切れてしまうのも、ただいまの課題です。
音源を聴きながらならボーッとしてても無意識に唄い弾けるところまではきましたが、一人でやっていると歌詞が飛んでしまいますタラ~

今日は、教室のかたからのメールではっと教室新聞のことを思い出しました。
すっかり忘れてたびっくり
この物忘れの良さのおかげで大きなストレスがたまらないのかもしれません。いえ、逆にストレスがたまらないように物忘れがいいのかもしれません・・・そういうことにしておいてください。

往年のゴルフの名プレーヤー、ゲイリー・プレーヤーによれば、彼のゴルフ哲学の第一は「できないことをできるようにする」ということだそうです。私もがんばろうおすまし  


Posted by sansinzamurai at 20:20Comments(0)日記

2008年08月18日

夏の終わり



少し涼しくなって、夏の疲れが感じられる頃でしょうかよつば
富山で夏の蝉といえば油蝉。いかにも暑苦しいジージーという鳴き方ですが、その鳴き方も初夏に比べるとうまくなり、たくさんの蝉の鳴き声の中にいると清涼感さえ感じられることがあります。
蝉も子供の頃から鳴いてきたわけではなく、大人になって寿命もあとわずかというところから鳴き始める。その最後の最後まできてようやく人に認められるところまでくるんですね!?

蝉の中でも特に味のあるものは、さしずめ嘉手苅林蝉とか登川誠蝉などといった風情でしょうか三線

私も大人になってから三線を始め、寿命もあとわずかというところまで続ければ聴けるようになるんでしょうかね(笑)
蝉のような脈々たる使命があるわけではないからならないでしょうかねうさぎ

蝉の鳴き声の変化に夏の終わりを感じることがあります。  


Posted by sansinzamurai at 20:16Comments(0)日記

2008年08月17日

深夜に行われていること



北陸地方はここ二日ほど悪天候に見舞われていましたが、今日は晴れ間がでました晴れ
昨日深夜に練習中、外では雷鳴が鳴り始め、間もなく豪雨になりました・・・
これはチャンスと太鼓をケース(もとは折りたたみ自転車が入っていた)から取り出して、CDに合わせて叩きました僕ボクサー
多少は音が漏れるので、普段は夜中に太鼓を激しく叩いたりしませんが、雷と太鼓の音はちょっと似てるし、豪雨が音を消してくれます。環境は味方につけなければいけません。
雷鳴を太鼓代わりに調子に乗って朝までカチャーシの曲なども弾きまくり、けっこう出来てきた気がしましたが、今日弾いてみたらまるでダメだった。
夜中のテンションは危険ですねタラ~

秘かなライバルは小倉優子音楽隊(全然負けてる)地元の会の練習日の予約も済ませてきました車
芝生広場には誰もいなかったので、呼吸トレーニングをしつつ散策(笑) http://karakui.ti-da.net/e2247983.html
トンボや蝶、ハチなんかを横目に歩いてきました。
昨日は施設の玄関の前にも川が出来ていたようで、低い場所には水が流れた跡がありましたが、今日はその影響も感じられず、雨雲はひとまずその程度で通り過ぎていったようですおすまし



  


Posted by sansinzamurai at 19:50Comments(0)日記

2008年08月16日

竹中労氏の本棚

筒井康隆、秋元康、夏目房之助・・・著名人の本棚を探訪した「本棚探検隊が行く」を単行本化したダイヤモンド社『本棚が見たい!』(1996.6 初版)をパラパラ見ていたところ、おやっびっくり!と思う名前が。
「故・竹中労」氏の名前がそこに。
竹中氏といえば沖縄イベントの仕掛け人という一面を伝え聞くくらいにしか私は知らないけども、本業のルポライターとしての仕事の面も本棚から垣間見ることができそうです。
地域別に配置された棚の一角にはやはり、沖縄・奄美のコーナーがあります。
書棚の二段分が沖縄・奄美の本のコーナーで『沖縄の民謡』『琉球音楽人物事典』『沖縄語辞典』『辻情話史集』『しまうた百話』『奄美六調をめぐって』『奄美民謡とその周辺』など百数十冊ほどの本が並んでいます。
数はそれほどでもないけど、読んでみたいような本がズラリ。
はっきり工工四とわかるものは並んでませんが(笑)、照屋林助さんの『沖縄地謡全集』のタイトルが見てとれます。
ご自分の著作『琉球共和国 汝花を武器とせよ』 『琉歌幻視行 島うたの世界』は並んでないようです。
別の棚のカセットテープは琉歌・・・かと思いきやそれらは「たま」に関するもののようです。

図書館で沖縄に関する本を探してみようかな、そんな気分になりました。

この本は、絶版または重版未定の状態のようです。関心のあるかたは古書、図書館などでどうぞ。
  


Posted by sansinzamurai at 21:25Comments(0)沖縄の本

2008年08月15日

漆の本

『漆の本』永瀬 喜助 (著) 研成社 1986.9初版

漆黒という言葉がありますが、漆特有のしっとりとした深みのある黒は美しいものですね。
上等三線の塗りには漆が使われていますが、漆ってどんなものなのかちょっと興味のあるところです。
『漆の本 -天然漆の魅力を探る-』という本を読んでみました。

三線の透明な漆塗りに春慶(スンチー)塗りがありますが、春慶塗は鎌倉時代に出来た手法のようで、「堺春慶塗」というのが先祖とあります。木地に着色してその上に透明な漆を塗って仕上げるのだそうで、現在きれいな春慶の三線を手にできるのはその恩恵でしょうか。
春慶塗という名前がどこから来てるのか、残念ながら語源の解説はありませんでした。

有吉佐和子さんの『うるし』という小説から、けっこうな紙数を割いて輪島塗について引用されていて参考になります。輪島漆の親方が主人公の話で、丹念な取材に基づいた小説と思われます。
孫引になりますが、漆器は天然の自然天然の乾燥が重要で、時間が必要。無理して早めに切ったり、刳ったりすると、塗りがあがってから割れたり、歪みがあると・・・このあたりは三線の棹作りとよく似ていますね。
仕上げは、鹿の角を細かい粉にした白粉を若い娘の掌で漆器の表をこする。それが輪島塗りの味わい深い光沢の秘密だと。
これは、今でいうところのコンパウンド作業ですね。今時、若い娘限定の仕事ではなくなっていると思いますが。。

鉛筆その他、いくつか興味深いエピソードが紹介されていました。

漆の耐候性は4000~5000年とも言われるそうですが、紫外線には弱く屋外では風化したようになるそうです。
上等三線の屋外持ち出しには注意が必要ですね。

漆は乾燥が遅いためゴミが付着がしやすく、また化学反応を進ませるために空気中の水分が必要なそうで、そのため「漆は海の上に舟を浮かべて塗る」という話しも輪島には伝わっているそうです。伝わっているということは、今現在、そんなやりかたをしてる人はいないのでしょうか。

琉球漆器の紹介があり、ブタの血を下地に使うことや、朱色が鮮やかなのは紫外線の影響ではないか等の記述があります。

漆の多くは輸入液で、明治20年頃から本格的に中国漆が輸入されるようになり、明治末には8割を超え、現在の国内の漆液の生産は全体のうちのわずか1%ほどだということです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

余談ですが、マンゴーの木も漆科だそうですねおすまし  


Posted by sansinzamurai at 19:01Comments(0)沖縄の本

2008年08月14日

公園で



オリンピックの野球を見ているうちに寝てしまい、深夜に起き出して練習してきました。
余力のあるうちに久しぶりに公園で弾いてみようと思い立ち、夜が明けてから天気は怪しいけどいつもの場所へ。
車に積んであった人工皮の三線を持ち出して何曲か♪赤

ぎりぎり雨が落ちてこないお天気で、早朝から走っている人がけっこういますダッシュ
自分も少しは運動したほうがいいのではと思いつつ、
時間が時間だし唄は唄わずに三線のみを。
普段唄なしで弾いてない曲は間違えたり、途中で忘れてしまったりびっくり!
最近、公園で弾きたくない理由はきっとこれですね。
安全そうな曲を選択(笑)
人がいるので、一応視線の練習にはなりそうです。
降りだす前に帰ってきました。

もう一回練習に出ようかとも思いましたが、人生他にやらないといけないことがいろいろありますね(笑)
それから・・・三線一丁増えそうです(笑)
  


Posted by sansinzamurai at 20:54Comments(0)日記

2008年08月13日

鳴り



2ヶ月程前に練習室入りした本皮ゆし木の三線が4日程前から鳴り始めました。
購入直後は、空洞な感じの軽い音でこれは失敗したかなと思いましたが、デザインがよかったので、それでもまぁいいかなと思っていました。美人は得ですね。
皮が出来てくれば少しは鳴るようになるはずと、1日2回の指先運動のうちの1回はこれで弾いてきましたが、なかなか変化がみられなかったところ数日前に突然にびっくり!
そういえば、その前の本皮カマゴンも鳴りだしたのは2ヶ月弱経った頃からでした。
2ヶ月の法則?

そして、ただいまの懸案が黒木の三線。
なかなか鳴ってきません。
いかにも黒木という濃密なパンチのある音なのですが、瞬間的に音が出た後の響きが急速に減衰してしまう感じです。
購入から1ヶ月半も過ぎ、女弦なんてかなりささくれるくらいに弾いてきましたが、相変わらず大きな変化がみられません。
何日か前からは音にやや複雑さが出てきてはいますが、今のところあまり心地のいい音というわけでもなく。
2ヶ月の法則(?)によれば、あと1週間から10日くらいで鳴り始めるはずですが果たしてはてな

所有する三線のうち、現在の一番の鳴りは本皮カマゴン。
音量がとにかくあります。
音質はあまり黒木っぽくなくて、やや深みには欠けますが、鳴らそうという意識なく弾けるのでとにかく安心して弾けます。
2ヶ月を過ぎてからもどんどん成長して、私のような小声のタイプは声が三線に負けそうなくらいです。

鳴りのいい三線は、日頃の単調になりがちな練習に潤いを与えてくれます。
早く鳴らないかなぁ~と思いつつ、今日も黒木の三線を弾くのであります三線
  


Posted by sansinzamurai at 21:47Comments(4)日記

2008年08月12日

作曲してみました



唐突ですが作曲してみましたびっくり

三線疑似体験ソフト「サン吉くん」というフリーソフトを見つけて、ダウンロードして音を鳴らしてみたところ、これが意外にいい音ピカピカ
http://www.hide-net.org/sankichi/
しかも9年も前に作られたソフトというのにちょっとびっくり赤ハイビスカス
これなら三線を弾けない人も三線気分をちょっと味わえそうです。
何か曲を聴いてみたいと思い、自分で作曲してしまいました三線

工六七中上○上七六五工○四上中五工○工尺中上四上○中上四五工○中上四上中○中上四五工○工工五七六五工○工六七中上○上七六工中○工尺中中工七○尺中上乙老四
(約40秒×Repeat)
(2008.8.12 san0001 創作所要時間45分)

タイトルは・・・う~ん、「黄昏(仮)」(笑)
誰か歌詞をつけてください!?  


Posted by sansinzamurai at 20:11Comments(0)クリエーション

2008年08月11日

お手軽息持ちトレーニング



お手軽といってもけっこう苦しいのだがーん
なので苦しいことがキラいなかたはここから先は読まないでくださいヒミツ

古典の工工四を見ていますと、息が長く保てなければとうていまともに唄えないような曲が多いことに凹みますガ-ン
ここしばらく、腕立てや腹筋なんかのサーキットトレーニングを軽くやってきましたが、どうも自分の体をモニターとしてる感じではこのトレーニングは息持ちにはあまり関係がないかもと感じ、他のトレーニングも必要ではと思い(だいたい、スポーツをやっていた頃は腹筋なんて一番楽なトレーニングで、歩くのと同じくらいの感覚だったけど別段それで息が長く保つということはなかった)・・・といっても考えて出来たわけではなく自転車に乗っていたときにたまたま生まれました。

息を長く持たせるトレーニングとしては水泳や潜水なんかがよく知られていると思いますけど、普段水に入る習慣のない人はそれを連日続けるというわけにはなかなかいかないかと思います。もっと手軽に毎日続けられるものが自分には必要。
自転車に乗っていたとき、唄を唄ってるときと同じような呼吸をしてみたところ、思いの他これが苦しい。あっキラキラ 、これはトレーニングになるかもしれないなと(笑)
どうするのかといいますと、自転車をこぎながら、一回で鼻から短時間に息を思い切り吸い込み、次に長く長くゆっくりと口から息を最後まで吐き出していきます。ひたすらその呼吸方法だけを繰り返します。
深呼吸ではありません。
一呼吸のうち、吸うのは一瞬で、あとはひたすら吐き続けます。
もう出ないというところまで吐き続けます。
酸欠になるのか途中で苦しくなります。そのあたりは自分の肉体と精神の兼ね合いです。
頭痛が出るまではやらないほうがいいと思います。
なにか故障が出ても当方は責任を負いませんうさぎ
長く息を吐いて、苦しくなったあとに一回しか息が吸えないというところが、いいプレッシャーになりますし、負荷が足りなければ自転車を強くこいでスポーツの要素を加えればいいでしょう。高地トレーニングなんていうのもさらにいいかもしれません。
別に自転車に乗らなくてもいいんですが、運動量で負荷を手軽に加減できるところがよいと思います。
あくまでも仮説です。
これから自分の体で試していきますピース
  


Posted by sansinzamurai at 19:39Comments(0)トレーニング法

2008年08月10日

秋津島



秋津とはトンボのことで、昔日本は秋津島とよばれたそうな。。。
今日は練習施設の外でたくさんのトンボを見かけました。
秋の近づいてくる気配がここにもおすまし
秋津島という客観的な表現は、外国の人か、いったん日本から出て戻ってきた人の言葉のような気がします。

施設のピアノに手を映してフォームチェックをしてきました(鏡だと刺激が強すぎるので)。
基本の動きはまずまずながら小指がイメージよりも2cmくらい無駄に動いてしまう。
これからの課題ですガ-ン

昨夜、ウエブ上に残っている国際通り三線店メールマガジンの副店長さんのコラムを読んで、うんうんとうなづいていました。
「安波節」で始めることについてと題したタイトルで、
三線を始める時の壁と感じることがいくつかあると、
そしその大きなものが調弦と「安波節」ではないかと、
出会いの曲となることの多い「安波節」。
沖縄に昔から伝わる唄を聞いて覚えて練習して弾けるようになるのは、基本として大事なことだけど、最初の1曲でモチベーションが変わることもあるかもしれないと。
「安波節」が最初の1曲でいい人もいれば、それで三線と別れてしまう人もいるだろうと。
最初の出会いって大切ですね。

たまたまテレビを点けたら、山ちゃんがファンの子たちにサプライズプレゼントとして2週間前から始めたという三線で、「涙そうそう」を下手ながらも弾き語りしてた三線
ある意味すごいびっくり
スタジオは爆笑だったけど現場で泣いてた子たちは、それが大変だってことわかってたからかなピース

  


Posted by sansinzamurai at 20:01Comments(2)日記
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